2009/04/05

CoRich! or 演劇ライフについて。

VHS OR BETAって名前のバンドが海外にいるんだけど。演劇口コミ系ポータルサイトには、まさにそんな感じの響きで「CoRich!(こりっち)」or「演劇ライフ」の二つがある。(2009年現在)

一昔のネット時代、この業界には「えんげきのぺーじ」内の有名コンテンツ「一行レビュー」しか目立つ物が存在せず、しかも匿名な為いろいろと物議を醸し出す場所でもあった。

そこに「mixi以降」のSNSの記名性を全面にプッシュすることに特化したCoRich!が2006年に登場した。演劇村の人間は新しい物に対して、非常に及び腰な人種なのだが「CoRich!春祭り」と称したフェスで賞金100万円が出ると分かるや否や、超大規模の民族移動が行われた。

これはリアルタイムで観ていた人間しか分からないと思うけど、登録団体が10団体に及ばなかったのが、最終的には100団体近くまで押し掛けたのである。そう、100万円に釣られたのだ。筆者もそうだったので間違いない(笑)その100万円で壁が崩れて以降、演劇系口コミサイトとしてひとつのジャンルを確立するまで至る。MUでは過去に何度も「注目の公演第一位」を戴いたり(感謝)、また、資料のアーカイブ目的でがっつり登録しています。

そして、それに追随するかのように同時期にリクルートから生まれたのが「演劇ライフ」である。こちらは演劇制作支援会社のNextとも交流があり、インタビューなどを全面に出したり、コメント欄の細かい表示(アマゾンやyahoo!にあるような「参考になりましたか?」という投票制)、トラックバック制度は取らずに検索エンジンによる自動採取、などCoRich!と差別化を図る物のユーザー数ではまだCoRich!に追いついていない、というのが正直な現状である。

で、あるけれど。ぜひ気にせずこれからも差別化を図って進化していって欲しいと思う。個人的にはCoRich!「だけ」に、全ての口コミや感想が集約されていると思われては、劇団としてもちょっと違うのにな、と感じているし。

個人的に演劇・小劇場界における宣伝美術(フライヤーなど)に色々考察がある身としては、演劇ライフの「チラシで探す」のコーナーを応援したいし、面白い。チラシの束に辟易するより、アマゾンやI-tunesで物色するような感覚で、惹かれるデザインの公演を探せるのがいい。

ここが充実すると、制作側にとっても観客側にとっても不毛な折込の束が洗練されるのになあ。どうでしょうかね。

text hasegawaayumu(MU)






【例】MUの最新公演『JUMON(反転)/便所の落書き屋さん』の登録情報。


CoRIch!はこちら
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=12028
演劇ライフはこちら
http://engekilife.com/play/11855
よろしければどちらでもコメントなど遠慮なくお待ちしています。毎回、いつも期待のコメントはエネルギーにしてるので嬉しいです。

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